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肩こりへのアプローチ (2014/07/15)

kyokin-ryoukeikin今日は育児真っただ中のママに多い「どうして肩がこるの?」の質問にお答えしたいと思います。

 

 

肩こりと言えば、肩甲骨。

背中の左右にある羽のような骨のことです。

 

そして、体の中心と肩甲骨を繋ぐ肩甲挙筋と菱形筋。

これらの筋肉は肩甲骨を上に持ち上げる働きをしています。

 

 

 

 

 

想像してみてください。

腕の重さは片方で実にキャベツ1個分あると言われています。

ということは、肩甲骨を持ち上げる度にキャベツ1個をこの2つの筋肉で支えているということですね。

 

しかも、抱っこや荷物を持ったりで更に負荷がかかっている訳です。

 

そりゃもう、疲れて当然です!

 

 

また、みなさんの肩は内側(前)に入っていませんか?

 

私は患者様のカウンセリングをする時に肩の位置を確認するのですが、

ほとんどのみなさん、肩甲骨が前傾していて肩が内側に入っています。

 

育児中、特に小さなお子さんと向き合う時に胸を張って向き合うって少ないですよね。

どちらかというと肩を内側に入れ背中を丸めて目線を下げるために足腰を曲げ向き合います。

 

 

 

それに育児は24時間仕事。

 

私達は緊張状態になると本能的に内臓を守ろうとして前傾姿勢になります。

つまり、心のこわばりやストレスもまた大きく影響していると思います。

 

 

逆に言うと、そのこわばりやストレスを緩めることで肩も幾分楽になり心もほぐれるのです。

実際、肩や腕を触らない施術でも「なんだか肩のこわばりが緩んだみたい」というお声は多いでのす。

 

肩を自分で緩めるためには、腕や肩、手首や指をブラブラとゆらして動かしてあげてください。

 

腕を前後ゆらしたり、肩を上下にゆらしたり、手首を振ったり。

気づいた時に好きなだけ。気持ちよくなればいいのです。

 

また、疲れを感じている部分をホットタオルなどでじんわり温めてあげるのもおすすめです。

 

 

そして、忙しく毎日頑張るご自分へ、一杯のお茶でもいいからゆっくり自分のために過ごす時間も

作ってあげてくださいね。